2010/09/29

曲阜

泰山駅の切符売場にて青島行きについて尋ねた。
聞くと動車組という新幹線型特急は夜19時発があいているというのでそれを迷わずゲット。 とはいえまだ正午。
また時間つぶししなければならない。
またガイドブックを確認。
すると近くに岱廟という有名な廟があるとのことで、タクシーで行ってみる。
ところがタクシーの運ちゃんが岱廟になにしに行く?
もっと良いところがある、などと丸め込まれ、そのまま曲阜まで連れて行かれてしまった。 泰山からおよそ80㌔ほど離れたその地は孔子のゆかりの街で孔廟、孔府、孔林があり、ちょうど記念祭なるものも実施されていた。


正直孔子についての知識が皆無の小生には何がいいのかちっともわからなかった曲阜の観光であった。


曲阜からまた泰山へ戻り、泰山駅から青島までの動車組の3時間ほどの快適な旅を終え、青島の安宿屋にて早速青島ビールを飲みながら執筆中。

2010/09/27

泰山

フフホトから夜18時半頃出発し、満員の硬座車両に揺られ15時間。
河北省の石家荘に翌朝の10時過ぎについた。
ここに来た理由はフフホトから泰山へ行くための経由地だったため。
ただ泰山へ向かう列車の出発時間が夜20時半一本のみだったため、石家荘で時間つぶし。 ガイドブックによると石家荘の見所は少し郊外にある正定県。
そこは歴史ある寺や廟がたくさんあるとのこと。
また、三国志で有名な趙雲の出生地としても有名とのこと。
早速行ってみた。 いろいろあるなか、隆興寺というところが仏像などが立派でよかった。


またその先にある趙雲廟。


そこまでに行く道中、ネタではないが道に迷ってしまい、なにやら軍事管理区域という貼紙の書かれた壁に辿りついてしまった。
例の事件が頭を過ぎる。
さすがの勇敢な小生もそこに踏み込む度胸も無く退散。 やがて、泰山行きの時間になり石家荘北駅発20時半の列車に乗り込む。
この列車がまた泰山までのおよそ6時間以上に及ぶ硬座車両の無座、つまりたちっぱなし切符にて夜通しで向かう。 これがまた満員電車でそのうえ車内販売のワゴンも通過する。
荷物なんかも棚には収まり切れないのでそこらかしこに置いてある。
タバコは吸い放題で吸い殻は床に捨て放題。タンは吐き放題。ゴミも捨て放題。
人も満員で通路を塞ぎ車内販売のワゴンなど通れるはずもない。
だがそんなときは、まるで神輿を担ぐように乗客達がワゴンを持ち上げ通路を通して行く。
まるでお祭り騒ぎだ。 また車内販売の種類も豊富だ。
日本でよく見られる弁当、つまみ、ビールの外、果物屋がきたり、たちっぱなし切符の人のための椅子や、毛沢東のプレミアムカードを売りに来たり、またボールやコマなどのおもちゃを狭い中、実演販売したりする。
列車内でキャッチボールがはじまったりするわけだ。 こんな中を耐え、夜中の3時頃泰山に到着。
このまま深夜登山でご来光をとも思ったが前日も同じような列車状況を過ごし寝不足だったので宿屋へ。
そこで体を休め、翌日正午泰山登山を開始。 何故か小生はバックパック一式を背負ったまま、約4時間をかけて頂上へ。
二回ほど、なんでそんなの背負って登ってるの?と登山客に話しかけられた。



ひたすら階段だけの山。
ほとんど亀仙人の修行である。


だが途中も景色が素晴らしく登る疲れを忘れさせてくれるほど。
頂上の景色も抜群。


下山ももちろんひたすら階段下り。
時間が遅かったせいかしばらくするともう真っ暗で全く視界ゼロ。
幸いヘッドライトをつんでいたので事なきを得たが。
しかし中には真っ暗闇のなかライトも持たずにすたすた登って行くツワモノもいる。
また夜からライト持って登り始める人も少なからずいた。 さて、泰山の次は青島を予定。
いい切符が取れればいいが。

2010/09/24

包頭

今日は草原に続き砂漠へ。
包頭というフフホトの西にある街を越えて砂漠へ。


ラクダやソリにも乗って廻ってみたが、正直わざわざこの砂漠は苦労してまで行く価値はない気がした。


今日はフフホトで一泊して明日は河北省の省都、石家荘へ向かいます。
ただおよそ列車で15時間硬座で我慢しなければならないのが気掛かり。
しかも夜行、、、

2010/09/23

内モンゴル

北京西駅より夜行列車に揺られ10時間。
フフホト駅まで移動。 さらにそこよりツアーに乗っかり草原乗馬を堪能。 そこで小生と同年代くらいの日本人夫婦と出合った。
彼らと一緒に草原の乗馬をご一緒する。


 しかし、草原のテント(パオ?)でミルクティーみたいなのをモンゴル族の人に出してもらい、
その後、そのモンゴル人はお茶代を請求。5元。
しかし、なんとその夫婦は、
「いや、頼んでないし」と支払いを拒否。
聞くと、彼らは上海で仕事で駐在しているとのこと。
いやはやなんとも逞しい限りで。。。。


さらに明日は砂漠見学へ。 しかしながら北京に来たころから激しい下痢に見舞われ、ちょっとした拍子に漏れそうになる。
今日の乗馬の上下運動は楽しい半面、地獄だった。
大草原の便所は一枚板の薄いプラパンを隠れみのに、地に数十センチ掘られた穴のみ。


だがそれがいい。

2010/09/20

15年ぶりの北京

今日は、天津から出来たばかりという新幹線?で北京へ来ました。
日本の新幹線より速いらしい。現時速が誇らしげに表示されていました。
330㌔くらい出てました。離陸しそうでした。
ただ振動と騒音はそこそこ凄かった。
北京までわずか30分!

かつて通ってた北京の大学回りをしたがほとんど面影が無くなっており寂しかった。。。



↑右の棟が小生が住んでいた寮「培訓楼」。当時は1、2階は中国人寮、3,4階は外国人寮であった。
また、別途「小白楼」という外国人専門棟もあり、「培訓楼」の住民にとっては憧れであった。
雨が降ったらぬかるみになっていた地面もごらんの通りでなんと駐車場まで出来てる。


↑かつて修行に打ち込んだ場所。
小生がいた頃は、器具はなく、地面も素朴な土だった。。。
今日は大望路という北京の南にあるユースホステルに泊。
やはり白酒片手に。 さて明日はどこいくかのう。

2010/09/19

針路は西


 
神戸港から二泊三日の船旅を経て 現在天津駅前の安宿で白酒中。
 
 
都会過ぎてびっくり。
寒くならないうちに内モンゴルに行って草原を馬で走りにいかなきゃ。
今月から幸いDOCOMOも海外パケット定額制導入したので大胆かつ華麗に利用中。