2011/09/01

新源~昭蘇~夏塔

24日。
朝、新源から昭蘇へ、長距離バスで移動。
44元で4時間くらい。 途中、警察の安全検査に捕まる。
そこで新源は、外国人未公開地区だと知らされる。
しかし、昭蘇はOKとのことで、なんとかバスを降ろされずに済んだ。
ちなみに、新源のホテルでは、上海女の身分証で泊まっている。
結構、宿泊者全員の身分証を求めないところもあるので、必要がなければ、面倒なので、日本人である小生のパスポートは出さないようにして、中国人を装うようにしている。

さて、昭蘇へ昼過ぎに到着。
ウイグル族やカザフ族が多く占めている街だが町並みは至って普通。
昭蘇の街自体にはなにもないが、周辺にはやはり草原や牧場、雪山や温泉などまであるらしい。

ここからさらに、車タイプの乗り合いタクシーに乗り、温泉などもある夏塔というところへ移動。
一人20元で一時間くらい。
ところが、夏塔の手前まで来ると、例によって警察の安全検査に捕まる。
なんと、夏塔は外国人は昭蘇で登録してからでないと通すことが出来ないという。
夏塔はカザフスタンとの国境に当たるため、何が起きても自己責任とするための許諾と証明書が必要なのだという。 せっかく夏塔の手前まで来たが、小生と上海女は車を降ろされてしまった。
こんな大草原のど真ん中で下ろされても困ってしまう。
しかし、警察官が、昭蘇方面に向かっている車を止めてくれて、昭蘇までただで乗せていってくれるよう頼んでくれたので、なんとか昭蘇までは戻ることができた。
しかし、なんと昭蘇に着くと、運転手はタクシーでもないのに運賃を要求してきた。
しかたなく金を払う。
40元。。。

そして、そのまま公安(警察署)へ行き、許可書を取得。
今日はもう遅くなってしまったので、翌日改めて行くことにする。
ちなみに、泊まるホテルも、警察が指定してきた。
三ツ星ホテルで、1泊200元ほど。
そこでは小生のパスポートの提示も求められた。

今ではそれほど厳しくなくなったが、昔は男女で同じ部屋を取ると結婚証明書のようなものを求められていた。
ここでも、我々ふたりの関係を聞かれるが、上海女は、彼(小生)とは婚約してるんですと、ことも何気にうそをつき、ひとつの部屋に泊まる。
中国では一人でも二人でも部屋代は同じなので安く済む。
部屋は結構綺麗で快適。
だがもともと上海女が、かなりの綺麗好きなので、汚い部屋だと容赦なく部屋を換えたりするのだが。

翌日、再び、夏塔へ。
今度は、許可証を取ってあるので、すんなり夏塔の街へ入ることが出来た。
さらに夏塔から温泉へ移動するためにまたしても車をチャーターしなくてはならない。
ウイグル人の車をチャーター。
往復で150元。
夏塔は、ほとんど道がダート(砂利道)で、しかも相当の悪路だ。
温泉までのおよそ1時間ほどの悪路の道のりをひた走る。
一回いくだけで、かなり車の寿命が縮みそうだ。
150元というのもなんとなく納得できる。
また、温泉までの風景も絶景である。
しばらく走ると温泉地へ到達した。


ところが着いてびっくり。
風景はいいのだが、施設がしょぼすぎた。


汚い小屋に、さらに質の悪そうなお湯。


温泉までの道のりの途中でも、名所とされるところを通ったのだが、それらがあまりにもしょぼすぎて悪い予感はしていたのだが。 事前調査では昭蘇で絶対行くべきは温泉だと聞かされていたので拍子抜けしてしまった。
そもそも、観光客などひとりもいないではないか。
一体なんなんだ。
当然、我々は温泉にも入らず、30分ほどで、また夏塔へ引き返し、さらに夏塔はこの温泉以外はないとのことで、また昭蘇まで引き返した。。。



トイレに到ってはこの有様。
板が腐っておりそのまま落ちてしまいそう。
かなり上級者向けのトイレであった。

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