31日。
ついに、上海女と別れる時がきた。(-公-、)
結構長い間、ずっと一緒に旅してきたので、なかなかさびしいものがある。
ホテルをチェックアウトして、一緒にウルムチ空港に向かう。
まさか、こんなに長い間新疆を旅するとは思いも寄らなかった。
せいぜいウルムチからカシュガルまで行って、すぐにそのまままたウルムチまで帰ってきて新疆はおしまい、だと思っていた。
だが、いろんな出会いで、新疆をよりよく知ることができた。
旅の出会いとはいいものである。
これまでは新疆は、ただの砂漠があるだけの町だと思っていた。
しかし、彼らに出会い、旅することで、新疆は草原や大自然が豊かな美しい場所だと知ることができた。
そしてウルムチの空港へは、北京エリートの彼がマイカーで送ってくれた。
これも旅の出会いの醍醐味である。
彼女は、上海へ帰り、そして、小生は蘭州へと、新たな旅に出る。
ウルムチから、蘭州まで飛行機で2時間半ほど。
出発時間は、18時半だったので、蘭州へは、21時頃到着した。
蘭州の空港から、蘭州の中心街へは、80キロほどあるため、中心街行きのリムジンバスが出ている。30元。
それに乗り込み、蘭州の中心街まで行くと、そこから、蘭州に新しく出来たという唯一の青年旅舎へ向かう。
この青年旅舎は、8月下旬にオープンしたばかりということで、まだほとんど知られていない。
実は、ここの旅舎のオーナーが、上海エリートの同級生が開業したということでここを紹介してくれたのだ。
正式名称
「蘭州花儿国際青年旅舍」
城关区段家滩路704号创意文化产业园内D区
6人ドミトリー部屋、1泊25元。
実際行ってみると、まだほとんど完成していなかった。。。
ラウンジやカウンターなどもまだ完成しておらず、正門もまだで、部屋には裏口の階段から登るといった有様で、チェックインも、スタッフの寝室で行うといった状況。
そして、ネットも開通していない。。。
また、実際には部屋が五つくらいと、トイレしかなく、大きなラウンジはまさに今、工事をしていて使えない。
まったくくつろげない状態なのだ。
当然、ラウンジは工事中なので、買い込んできた白酒も、裏口の階段に座って飲むという有様。
うーむ、来るんじゃなかった、、上海エリートめ、、、、。
しかし、その上海エリートの同級生のオーナーに直接いろいろ話をすることが出来た。
そのオーナーも、酒瓶を片手に、裏口の階段の踊り場に椅子を持ち込み、いろいろと二人で話をした。
もともとは、弁護士をしていたとのこと。
口げんかは嫌いだからと、弁護士を辞めて、青年旅館を開いたのだという。
また、バイクで中国大陸中を旅したという旅人でもある。
上海エリートとは似ても似つかない好青年であった。
実は、割愛したが、上海エリートは、上海女の身体を撫で回すスケベであった。
それゆえに、彼は彼女とベッドを共にすることを拒否されていた。
さて、小生も小瓶の白酒を二本空け、そろそろ寝ることに。
正直現時点ではこの青年旅館は居心地が悪いので、翌日足早に次の目的地、青海省西寧へと旅立つことにした。
9月1日(執筆当日の本日)。
朝から、蘭州にあるバスターミナル(東駅)から、西寧行きの切符を購入。
うわさでは、外国人は蘭州では、旅行保険に加入していないとバスの切符を売ってくれないとのことだったが、普通に切符を買うことができた。
56元。3時間ほどの道のり。
さすが蘭州、とくに、警察の安全検査もなく、スムーズに西寧に15時前に到着。
余談だがバスの車内では、非诚勿扰2が放映されていた。
この街は実は海抜2200Mくらいあり、少し涼しい。
町並みは至って普通。
さて、西寧についたらまずは宿探し。
ひとりになった小生は、迷わず青年旅館を探す。
西寧ではわりと有名という、雪域行者国際青年旅舎へ行く。
かなり空いていて、ラウンジにも旅客は誰もいない。
6人部屋ドミトリーを確保した。しかし40元と少し高め。
ここで、溜まった洗濯物を洗いながら、たまったブログを今日分まで一気に執筆。ちょっと疲れた。。。
ここで、こうして今日、ブログを書いていると、何気なく、若い女性ふたりが話しかけてきて、一緒に青海湖へ観光に行かないかと誘われた。
彼女たちは、ひとつの車をチャーターしていて、人数がふえれば、その分安くなるので、と提案してきてくれたのだ。
当然、小生がここ西寧に来た目的は青海湖にいくことだったので、快諾。
かくして、明日、朝8時より青海湖に行くことになった。。
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