25日夕方。
昭蘇にがっかりした我々ふたりは、足早にこの地を離れることにした。
バスターミナルより、伊寧へ向かうことにする。
伊寧付近にも、例によって大きな湖や草原などがあり、観光地になっている。
昭蘇は観光地としては少々マニアックすぎたのかもしれない。
さて、数時間ほどで伊寧へ到着。
伊寧は、ウルムチと並ぶ新疆の大都市のひとつだ。
町並みもほとんどウルムチと変わらず、漢民族も多く生活している。
夜も更けてきたので、ホテルへ向かう。
かなり高級そうなホテルだ。
部屋代は280元ほど。その割りにはネット環境がないという。
部屋に入ってみると、少し汚い。
上海女は、こんな部屋いやだと、ホテルを換える。
タクシーで、安くて綺麗でネットの出来るホテルに連れて行ってもらう。
今度のホテルは、彼女も納得の部屋。ネットもできるしここに決めた。
一泊240元ほど。
ちなみに、上海の彼女は結構な金持ち。
小生など、二人で割り勘しても240元は引いてしまうのだが、彼女は違う。
食事などでも、一回の食事でふたりで100元越えなどざらだ。
無論、小生がおごっているわけではない。
むしろ、彼女の方が多く払っているほどだ。
なにしろ、普段上海にいるときなど、財布に6000元以上入っていないと不安になると豪語しているほどなのだ。
恐ろしい。。。上海ってこんなにバブリーなの??
さて、宿を確保した我々は、伊寧の街にくりだし、晩御飯を食べに行く。
近くに夜市があったので、そこで野菜炒めや焼き魚、羊肉串などをいただく。
なかなかうまい。
そしてビールで乾杯だ。
さらに、市場でワインを物色し、100元ほどのワインと30元のワインを購入、部屋に帰り、乾杯した。
ちなみに、新疆では葡萄が名産であり、干し葡萄が人気。
ワインもトルファン産が多いので、それをチョイスした。
それほど高いワインではないが、なかなかおいしく頂いた。
まあ、ワインに関しては、あまり味の良し悪しはわからんのだが。。。
100元と30元のワインの違いもほとんどわからんかったし。
翌日(26日)、雨。
雨のせいでどこにも行く気がしない。
昼まで部屋でだらだら。
腹が減ったので、回族のちょっと高級なお店でランチ。
かなり清潔な店で、数品を注文、かなりおいしかった。
ここでも100元越え。
また、スーパーへ行きワインを二本購入。
部屋に帰り、ゆっくり飲み明かす。
さらに翌日(27日)、また雨。
またまたどこにも行く気がしない。
同じように、だらだら部屋で過ごし、夜は酒。
翌日(28日)朝、もう結局草原や湖もなんだか行き飽きたのでと、伊寧では三連泊したが、どこにもでかけずにそのままウルムチへ帰ることにした。
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