翌朝(19日)。
カシュガルは特に見所はないという結論になり、カシュガルから南東にある和田に向かうことになった。
カシュガルから和田へは最近汽車の線路が開通したとのことで汽車で向かうことにする。
ところが、ヒッチ野郎だけはカシュガルにひとり残るとのこと。
上海エリートと上海女はやたら食事が豪勢だ。
ヒッチはAA制(割り勘)なのでお金が持たないとぼやいていた。
小生的にも食費が一人頭50元超えというのは正直痛いが、払えない額でもない。
小生は、この上海組と同行することにしたのだ。
さらに、カシュガルから和田までの汽車も、9時間程度の道のりで夜を越す時間帯を走るわけではないのにもかかわらず、W上海は寝台を確保。(普通席の数倍の運賃)
このあたりも、ヒッチには耐えられないところだろう。
かくして、我々3人パーティは、寝台でまったりしながら、和田へと旅立つ。
しかし、寝台車とはいえ、空調はなしで車内は異常に暑い。
さらには、砂漠の砂が車内に入り込むからと窓も完全封鎖。
サウナ状態だ。
この試練をなんとか乗り越え、無事和田駅へ到着する。
時刻は大体20時頃。
当然まだまだ空は明るい。
和田駅は少し郊外にあるため、タクシーで街中へ移動。
和田もやはりウィグル族が大半を占めており、カシュガルと雰囲気がよく似ている。
さて、まずは宿の確保だ。
いくつかの宿を、外国人だから、という理由で断られ、やっとの思いで外国人OKの宿にたどり着く。
我々三人は、なんとかダブルベッドの標準間を確保した。
部屋に入ると、トイレとシャワールームが部屋からガラス越しにすけすけに見える。
上海女は、こんなの無理!とごねるが、上海エリートは電気を消したら見えないよ!と必死で説得。
確かに、よく見えない。
上海女は電気を消してシャワーを浴びる。
続いて、上海エリートも同様に電気を消した状態でシャワー。
小生は、電気を消すことなく堂々と、シャワーを浴びた。
さて、3人でダブルベッドにどうやって寝る?
男二人がベッドで女がソファー?
あまりにもむごい。
では、男女がベッドで男一人がソファー?
それも危険だ。。。。
しかし、結局、小生と上海女がベッドを共にし、上海エリートがひとりソファーで寝ることになった。
ちょっとわくわくどきどきした一日だった。
さて翌日。
和田では何が見所なのか。
とくにない。。。
和田市街に程近い河川にある玉(ぎょく)拾いがトレンディーとのことで、行ってみる。
少し緑色に濁った水が流れ、丸い石がごつごつした河川だ。
ここでなんか適当に、よくわからん石拾いをして終わった。。。
石拾い場所では、詐欺まがいの玉売りが押し売りをしていた。。。
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