2011/08/04

大理~双廊

大理にずいぶんと長居してしまった。
そろそろ移動しなければと思いながら、山ガールの彼女が大理の洱海という湖の対岸に双廊という湖畔のスポットがあるというので、同行することにした。

大理古城から公共汽車を乗り継いで2時間強。
車窓に洱海が見え隠れする。
目的地双廊に近づくにつれ、道は悪路となり、舗装もされない道路が続き始め、おそらく今後も当分舗装されることもないだろうと思われるほどのど田舎の村。
双廊と呼ばれる村にバスは到着し、当然バス停らしきものもない道端に下ろされる。
到着したその地は、まさにに昔ながらの中国の素朴な村という感じ。
しかし、ところどころ、古い家々は工事で取り壊され、リゾート地として、開発を進めているようである。
素朴で貴重な村なのにもったいない。。。 無造作に立ち並ぶ家々。
下水も整備されていないのか、道には下水が垂れ流れている。
家畜と相まって、ものすごい異臭を放っていた。


こんなところに湖畔スポットがあるのか。。。? 古びた家々を眺めながら、入り組んだ細い道を進んでいく。
しばらく迷路のような細い道を行くと、突然開けたところに出て、湖が一望できるところに出た。

おお! ちょっとした、海のリゾート地のようだ。



規模こそ小さいが、建物なども別荘地のように、今まで通り抜けてきた家々とは別世界のようだ。 湖では、カヤック、そして泳いでいる人の姿もみえた。


およそ、大理のイメージとは異なるところだ。


湖のすぐ目の前に、ユース青年旅館「海地生活」はあった。
一号館から三号館まであり、現在もさらに着々と新しい棟を作っている。
今後、さらに発展をしていきそうな海辺スポットだった。


ただ、湖をよく見てみると、とても泳ぎたくなるような水質ではない。
なにしろ、村の汚水を湖に流している。
せっかく、今後、海辺スポットとして発展しようとも、水質が汚ければ、人は来なくなるだろう。
まずはこの汚水処理のほうを急いだほうがいいと思った。 ただ、湖は波もなく静かで、遠くに見える山々の風景を湖面に美しく映す。
人も多くなく、静かな避暑地という感じか。 大理に訪れたら、ついでに寄りたいスポットだ。
ただ、外国人はひとりもいなかった。。 また、まだまだ衛生面などで問題があるように思える。
食事にしても、小生が双廊に入ってからというもの、下痢が止まらなくなっている。


はっきり言って30分~1時間に一回はトイレに通う有様。
紙代だけでも容易ではない。
すでに、ここ双廊に3日ほどいるが、今現在執筆中にもすでに二回トイレに行っている有様だ。
洱海の海の幸が原因かしら。。。。 しかし山ガールの彼女は平気みたいだった。
彼女は、広州、上海にいたことがあるのにもかかわらず、大海を見たことがないとのことで、思いのほか、ここ双廊が気に入ったようだった。
日がな一日、ボーっと湖を眺めていた。


カヤックに乗ろうにもレンタル代が100元以上と高く、湖も汚いので泳ぐ気にはなれない。
はっきり言って、三日、四日もいるところではないと小生は思う。
正直二日もいれば飽きる。 彼女は、まだまだここでゆっくりしたいみたいなので、小生は先に大理に戻って新たな旅に備えなければならない。


腹痛(校門)も限界に近いし。。。。 ちなみに彼女は、今後は麗江へ向かい、そしてシャングリラ、そのさらに北をめざすという。
また、どこかで会えれば。

とはいえ、まだあと一日はここに滞在予定。。。。

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